taiChinの自由帳

30代、1児の父、2014年に脱サラ独立。言いたいことを言うブログ。

「忙しい」の正体とは?

「忙しい」という言葉は意識的に言わないようにしています。

好きじゃないので。

 

自分は今キャパオーバーです、と言っているのと同じ。

「限界です」と言うのが嫌だ、ということ。

 

で、"限界"って当然人それぞれですよね。

まったく同じ行動をしても、忙しいと感じる人とそうでない人といるわけで。

 

例えばオバマさんの忙しいや、孫さんの忙しいは、脳と身体の活動量的な意味の絶対値で比べると、ぼくらの忙しいとは比じゃないくらいだと思います。

 

移動しながら食事や情報収集や連絡などなど、人とのアポや出席するイベントなどがギシギシに入っているのだと思います。

 

ちなみに「忙しい」という漢字は「心を亡くす」と書きます。

これもまた嫌いな要因だったりします。

今、別に心を亡くすほどじゃないし、と。

 

というわけで、個人的に考える「忙しい」の正体は、

(1)自分の限界の設定

(2)相手に対する頑張ってるアピール

のどちらかではないかなと。

 

たまに「忙しい」を理由に「連絡できなかった」みたいな人がいますが、あれは「できなかった」のではなく「しなかった」だけです。

この御時世、電話もメールもFacebookもLINEも、1分以内でちょこっと連絡できるツールはあります。

もちろん、完全に電波も電話も無いところにいた、ということであれば話は別です。

 

そういうことを言っている人には、「トイレ行く時間も無かったですか?」「寝る時間も無かったですか?」「ご飯食べる時間も無かったですか?」「移動時間も無かったですか?」と小一時間問い詰めたいです。(時間のムダだからやらないけど)

恐らくあったはずです。

 

例えば通勤中、連絡よりもFacebookを優先した、だけということです。

優先度が低かったので連絡しなかった、だけです。

大事な人が事故に遭って、という連絡が入ったらどんなに「忙しい」状況であれ、すぐに連絡するはずです。

 

「忙しい」から「連絡できなかった」のではなく、「あなたへ連絡することよりも他のすべてのほうが優先度が高かった」ので「連絡しなかった」のです。

 

「忙しい」は何かができなかった理由にはならず、ただ自分の限界を設定/叫んでいるだけで、イイことないんじゃないかと思うわけで。